ちっぴーの飛行機とホテル大好き日記

飛行機はファーストクラスに乗り、ホテルはスイートルームに泊まるのを何時も妄想中

初めてのスイス(8)氷河急行でツェルマットへ

前回の記事はこちら

初めてのスイス(7)サンモリッツの街と食事

今回の旅行の楽しみの一つが氷河急行全線走破


さて氷河急行なのか、氷河特急なのか??
ガイドブックもまちまち、公式の日本語ガイドは氷河特急
英語は「GLACIER EXPRESS」なので直訳すると氷河急行?

どっちでもいいや、僕のブログでは氷河急行に統一します

サンモリッツからツェルマットまで290kmを8時間もかけて結ぶ列車
何とものんびりとした旅です

こちらはもちろん「スイスパス」で乗れますが、座席指定が必要です
空いていればその場でも大丈夫ですが、僕は事前に公式ホームページから予約をしました


朝のサンモリッツ駅、氷河急行は1日に3本、9:02の列車を予約しました




ここでびっくりしたのは日本人の多い事、殆どがツアー客ですがスイスは人気あるんですね





天井まで窓のあるパノラマ車両、見晴らしはいいですが、暑い・まぶしい
このガラスUVカットされてんのかな??



車内は1等なので2+1の配列、2等は2+2です
2人の旅なら向かい合わせになる1等がいいかな、4人なら2等でもいいかも
勿2等でもパノラマ車両です
編成は1等2両、2等3両、ダイニングカー1両の6両編成


乗って間もなくして飲み物のオーダーを取りに来たのでとりあえずここはビールを



日差しが強いので喉が渇きますな


車内販売もあります、アイベックスが笑える



この車内販売、同じ車両の台湾人は爆買いでしたw

列車は標高1,775mのサンモリッツから585mのクールをまずは目指しますが、ループや九十九折等およそ列車とは思えないルートを走ることもあり、この区間世界遺産に登録されています

その代表的なのがランドヴァッサー橋



分かりますか、石の橋です

なかなか車内から写真を撮るのは難しいですね
氷河急行は窓も開かないので写真を沢山撮ったものの、光の関係で鏡の様に車内も写ってしまい殆どの写真は使えそうにありません

クール着、氷河急行は日本の箱根登山鉄道と姉妹提携しています、その関係か?



何贈ったんだろ??



そしていよいよ食事の時間、お昼をまたいでの旅なので食事サービスがあります
サービスといっても勿論有料、これもホームページであらかじめ予約しました
車内でのオーダーでも十分のようでしたね



テーブルクロスもセットされ気分は上昇中



窓際のパンフレット類が見苦しいのをお許しください

食事の飲み物でスパークリングワインを注文
氷河急行で傾いたグラスがあるのをご存知ですか?
平坦なところを走らないので、土台が傾いたグラスでサービスするなんて話を聞いた事ありましたが、完全にガセでしたw
普通のグラスです、その傾いたグラスはお土産では売ってましたが・・・

食事はコース料理です、まずはサラダね



なんだ野菜食べるんだ、何で朝に無かったんだよ・・・


続いては



え、皿だけかよ・・・、このお皿めちゃくちゃ熱いけど素手で配ってたぞ
プロのお仕事だな


この場でサービスされるようです
そりゃそうだ、狭いダイニングカーで200人ものお皿広げて調理出来る訳ない、妙に納得

そして



スイスの有名料理、ゲシュネッツェルテスです
でもこの日はなぜが牛でなく豚での提供、それでも美味しかったなあ
お代わりにも来てくれ、お腹いっぱい

あとデザートでチョコレートケーキかチーズの選択がありましたが、チーズは美味いね
写真は失念しましたw

やがて列車は氷河急行の最高標高地点2033mのオーバーアルプ峠、ここで反対から登って来た氷河急行とすれ違いです、ハイライトシーンとの噂もある??



冬になるとこの湖も凍ってこの辺りの景色は綺麗なんだとか


その後下り始めアンデルマットで約半分の人が下車

さらに下って658mのフィスプまで下ります
終点のツェルマットは1,604m、上り下りが多いな・・・

鉄道に詳しい人はご存知だと思いますが、長野新幹線が出来る前碓氷峠にもあったラックレールと呼ばれるレールを使い、信じられないくらいの勾配を走ります

それでもねまる1日は長いな、特にこの日は約1時間遅れでツェルマットに到着

9時間か・・・
疲れましたw

氷河急行編、本来なら最低でも2回にわたる予定でしたが、前述の通り写真が使えそうにないしカメラマンもアホなので、上手く写真が撮れず素晴らしさを伝えきれない・・・
残念ですがこれにて氷河急行編、完です



つづく・・・